【全2回】本当に使えるマインドセット 前編

ビジネス

こんにちは。ゴロウです。

今回から2回に渡って本当に「使える」マインドセットをお伝えします。

この内容は、グロービスのクリティカル・シンキングをはじめ、ロジカルシンキングや、数々のビジネス講座・講習を受講してきた経験から、共通点を自分なりにまとめた内容です。

区分として「ビジネス」としていますが、日常生活から、勉強、子育てと何にでも使える思考法です。ぜひ活用してみてください!

前編:思考の前提をおさえる
後編:思考の推進力を上げる

をテーマに書いていきます!

後編はこちら

それではよろしくお願いします。

マインドセットとは

マインドセット=思考には人それぞれのクセがあるということ。
楽観的とか、カタブツとか、パーソナルなお話でもありますが、生まれて育った環境・性格などから、どんな人でも思考がパターン化されてますよ。っていうこと。

あのひと「いつもこう考えがち。」とか。
必殺技みたいに同じ枠組みにはめようとする人いるよね。

芸能人のコメントや、コメンテーターの話を聞いていると、似たようなオチや方向に帰結する傾向が掴めます。これも思考のクセ・マインドセットです。

マインドセットとは、これまでの経験や教育、先入観から作られる思考パターン、固定化された考え方のことです。簡単にいうと「無意識の思考のクセ・思い込み」です。

成果に大きく影響する「マインドセット」とは?/組織づくりベース

まずは、誰にでも思考のクセがあるということを理解することが大切。

自分はクセなんてない!
そんな人はいません。絶対にクセはあります。

実際に、どんなクセがあるかは気づきにくいものですが、自分には考え方の癖がある。と理解しておくだけで、物事の考え方・思考の幅は爆発的に広がります。

人は考えやすい方向に引っ張られる

人間は非常に考えることが好きです。
寝ている間も夢を見るくらいの生物なので、常に何かしら脳が思考・処理を行なっています。
だからこそ、先にあげた、考えのクセが出てきます。

そんな性分からか人間は「考える」ということが大好きなのです。
パスカルの残した「考える葦である」なんて一言は、名言の中でも、素晴らしい言葉です。

「人間は自然のなかでもっとも弱い一茎(ひとくき)の葦にすぎない。だが、それは考える葦である」

パスカル/コトバンク

だからこそ、理解しておかないといけない落とし穴があります。
それが、人は考えやすい方向に引っ張られるということです。

どんな人でも共通の傾向です。
そしてそれは、どんなに思考のクセが違う人でも同様の傾向です。

この傾向は、日常では悪いことばかりではありません。
むしろ、話が合う・バカができる・ノリがいい。
そういったコミュニケーションの一端を担うこともあります。

しかし、ビジネスの世界だと致死性が高まります。

会議内でひらめいた内容が、表面上、素晴らしい案に感じてしまうと、
周囲の人間まで流されることが多く見受けられませんか?

特効薬のように感じてしまい、幸せな未来が想像しやすい=考えやすいのです。
大体そういう考えで生まれた施策というのは抜け漏れダブりがあり、MECEでないことが多いです。

ではなぜ、考えやすい方向で決まった結果に対して確認することできないのでしょうか。

それは、確認をすることが手間であり、利益を想像しづらい=考えにくいからです。

テスト中、問題を解くのはいいけど、見直しってかなりめんどかった・・・
これも、問題を解く=テスト終了や課題解決と利益が考えやすいけど、

見直し=終わった問題の再確認のようで面倒だったなぁ。

そして「考えにくいことは面倒=困難だなぁ」と考えていってしまうのです・・・。

「困難」は必ず複数の事案が絡まっている

それでは「困難」について考えていきましょう。

色々書きましたが、人間は非常に賢いです。
何かしらの判断が迫られると、過去の事象や経験から最適解を出そうとします。
これは反射です。
どんな人でもそうです。素晴らしいですね!

人は判断に迷う際に「困難」を感じる傾向があります。

判断に迷う内容というのは、必ずと言っていいほど、複数の課題の絡まりです。
その複数の課題をビックワードで「困難」と簡潔な言葉でまとめてしまいます。
解決の方法の一部が分かっていても、自ら隠してしまうのです・・・。

例えば数学の応用問題が難しいと思う場合、

  • どの公式を使えばいいかわからない
  • 公式が分かっても、どこに数値を代入すればいいかわからない
  • そもそも問題文から数値が読み取れない

複数のわからない(課題)が絡まっているから困難(解けない)。
そして「この問題は難しい」と、複数の課題をひとまとめにして棚上げしてしまいます。

ビジネスでも日常生活においても同じです。
課題は下記を見直せば、大体のケースで最適解に気づけます。

・外的要因の理解(基本は不変として受け入れる)
・行動回数の見直し
・行動内容の見直し
・自他リソースの見直し
・環境・仕組みの見直し(そもそも論)

ざっくりとリストにまとめましたが、PEST・3C・SWOTの簡易的フレームワークです。

落ち着いて、ひとつひとつ解いていきましょう。

さいごに

ここまでに書いた内容は当たり前のことかもしれません。

しかし、言語化して意識・認識できている人はかなり少ないです。
特に焦っている時・気の抜けている時ほど、顕著に発現します。

それが、分かっているか、いないかが超重要になっていきます。
理解はしなくて大丈夫です。把握していることが大切なのです。

次回はロジカルに物事を捉えて、推進していく、考え方をお伝えしていきます。

それでは!!

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